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創立15周年記念事業

ご挨拶

東京中央新ロータリークラブ
会 長
野呂 洋子

東京中央新ロータリークラブ 会 長 野呂 洋子

 記念すべき年に会長をさせていただきます野呂洋子です。東京中央新ロータリークラブに入会して丁度10年の節目に会長となり、15周年記念行事を迎えることができることをとても嬉しく、また同時に責任の重さを感じています。
東京中央新ロータリークラブが5周年の節目に入会させていただき、女性の経営者の多いクラブとして様々なことを学ばせていただきました。いつまでも、先輩のお世話になるばかりではいけないということで、今度は私が率先して奉仕をする番がきたのだと感じています。
私たち東京中央新ロータリークラブは女性の多いクラブであることが特徴で、そのために奉仕活動も次世代への奉仕を中心に、子ども向けのプログラムが多く実施されています。その中でも特に東京育成園とのご縁は深く、今の時代を反映した子どもが育つ環境の厳しさを私たちはロータリアンとして学ばせていただいています。
毎年8月には東京育成園の子ども達とのキャンプを行い、彼らの成長を私たちもともに拝見することで、逆に元気をもらっています。
地域への奉仕活動としましては銀座に位置する中央区立泰明小学校の3年生を対象に、毎年7月と10月に銀座の画廊巡りを親クラブの中央ロータリークラブの皆さま、中央ロータクトの皆さまのご協力を頂きながら今年で8回目の開催となります。多くの皆さまのご協力を頂き、銀座地区では名物イベントとして成長させていただきました。 昨年度は15周年記念行事として、東京育成園の高校生と一緒に東北松の植樹を一緒にしてきました。また記念行事として多くのロータリアンにもご参加いただいて今年の6月13日には「うみ・やま・あひだ」という映画の上映会をさせていただきました。多くのロータリアンのご参加に心より感謝しています。

 ロータリークラブで学ぶことのできるロータリー精神というものが、私たちロータリアンをより豊かに幸せにしてくれていると感じています。
これからも、このロータリーの精神を多くの方に知っていただくことで、仲間を増やし、多くの奉仕活動を続けることで世界を平和に豊にしていくことに貢献したいと思っています。
まだまだ未熟な点も多く、不行き届きも多いと思いますが精いっぱい世の中のお役に立ちたいと思っています。皆さまのご指導、ご尽力、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。簡単ではございますが、本日お集まりいただきました多くの皆さまへの感謝とお礼のご挨拶とさせていただいます。

東京中央新ロータリークラブ創立15周年に寄せて

国際ロータリー第2750地区
2016~2017年度ガバナー
大槻 哲也 様

国際ロータリー第2750地区 2016~2017年度ガバナー 大槻 哲也 様

 東京中央新ロータリークラブの創立15周年を心からお祝い申し上げます。
貴クラブは、東京中央ロータリークラブがスポンサーで「女性を主体にしたクラブ」として誕生され第2750地区でも脚光を浴びました。この発想は、特別代表の本橋浩一さん(故人)と当時のガバナー加来浩二さんのお二人が、豊富な経験に裏打ちされた知恵と行動力によって示されたものであると伝えられています。
クラブ運営では、初代会長坂口美代子さんに始まり、歴代会長、そして現会長野呂洋子さんまで、「~青い薔薇の花言葉は「誠意」です~」をテーマに優しさと思いやりの心で、児童養護施設東京育成園への支援等、特に子ども達に一隅の光を照らす奉仕活動を一貫して実践されてきており、大きな特色であると思います。また、創立時の課題であった会員増強については、今や約50名、着実に増強されてきました。本橋特別代表が創立5周年誌「あゆみ」で「活力溢れるロータリークラブにするためには、~会員増強に力を入れなければなりませんし、避けて通ることは出来ない……」と語られています。
15周年を迎えられた今なお、改めて貴クラブ会員の皆さんに「この言葉を思い起こせよ」と、天国から激励の声が届いているように思います。今年度の地区運営方針は「奉仕の哲学を実践しよう」です。ガバナー補佐石川和子さんと共に貴クラブを支援していきます。

東京中央ロータリークラブ
会 長
鳥居 秀光

東京中央ロータリークラブ 会 長 鳥居 秀光

 この度は、東京中央新ロータリークラブの15周年、おめでとうございます。
私ども東京中央ロータリークラブも、今年度で30周年を迎えます。中央の半分ではありますが、今日このように立派に発展されましたこと、皆様のご努力に心より敬意を表します。
石川ガバナー補佐のお父上、故本橋浩一さんが新クラブを作るにあたって、大変ご尽力されていたことを昨日のように思い出します。以前、メークアップで伺った際には、とても和気あいあいとされ、心地よい空気が例会場に満ちていることを感じました。「あー、いいクラブになったな」と、少し羨ましい気にさえなりました。「和気あいあい」というのは、東京中央ロータリークラブのキャッチフレーズですが、これは、新クラブが上をいっていると感じております。
今年度は、新クラブ同様、和気あいあいで楽しいクラブに、そして、奉仕活動も楽しいクラブにしていくつもりです。今後ともどうぞよろしくお付き合い下さい。
簡単ではございますが、お祝いの言葉に代えさせて頂きます。
この度は、誠におめでとうございます。

東京築地ロータリークラブ
会 長
滝鼻 卓雄

東京築地ロータリークラブ 会 長 滝鼻 卓雄

 東京中央新ロータリークラブのみなさま、創立十五周年の年を迎えられ、心よりお祝いを申し上げます。
「十五歳」と言えば、中学三年生です。これから人生の方向を決める重要な岐路でもあります。中央新のみなさまは、この重要な岐路を前にして、すでにロータリークラブについての重要な方向性を示されています。
それは多様な分野における奉仕活動の展開です。地域、国際、教育などのステージでの活動は見事です。それも全員参加型でアクティブです。
これからも明確な奉仕のかがり火をかかげて、前進されるよう祈っております。

東京中央新RC 創立15周年記念事業

「うみ やま あひだ」チャリティー上映会

 2016年6月13日、銀座ブロッサムにて当クラブ創立15周年記念事業として「うみやまあひだ」(監督:宮澤正明)というドキュメンタリー映画のチャリティー上映会を開催致しました。
日本文化の神髄とも言える“ 自然との共生・循環”といったテーマを伊勢神宮の式年遷宮を通して辿った映画で、2015年にマドリード国際映画祭外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品賞を受賞した作品です。

我クラブでは、これまで女性ならではの視点から「日本文化」を意識しつつ、特に「困難な環境に置かれた子供たちにも生きる糧となる体験を」といった想いで、様々な奉仕活動を行って参りました。2013年6月と2014年8月には被災地宮城県女川町へ、また2015年9月には同県亘理町に防潮堤となる松の植樹等、養護施設、東京育成園の子供たちを伴っての奉仕活動を続けて参りました。これらの活動を通して次世代に自然への畏怖や大切さも感じ取ってもらいたいと思っております。その様な中、出会ったのがこの映画でした。
理事会で皆様の賛同を得て、半年以上も前から準備に掛り黒岩会員・湯浅会員・小堀会員を中心にフライヤー・鑑賞券の作成に取り掛かりました。2 月から全会員を挙げて、チャリティー上映会へのご参加を呼びかけ、結果700枚ものご協力を頂きました。この広報に際しては、銀座・日本橋グループの望月ガバナー補佐を通してグループ内のクラブ様にもたくさんのお力添えを戴きましたことを感謝いたします。
当日の設営に関しては宮下会員の素晴らしいマニュアルに沿って会員全員参加で短時間にも拘わらずスムーズに運ぶことができました。野呂幹事が司会を務め、辻会長の挨拶で開会。何処からか石垣秀基氏による尺八の生音が会場内に響きはじめ、続いて映画が始まりました。美しい映像と賢人たちの示唆的な素晴らしい言葉に魅了されながら鑑賞いたしました。上映終了後にはプロデューサーの鎌田雄介氏のトークもお聞きいただきました。上映中に映像が中断するというアクシデントがあったのが悔やまれますが、この事業の主旨に立ち戻り、次の世代に「大切なもの」を伝えてゆく為、東京育成園への奉仕等を通して、皆様からのチャリティーのお気持ちを大切に生かして行く使命を感じました。同時にロータリークラブのネットワークと寛容の精神の素晴らしさにも改めて気付かされる企画となりました。

(チャリティー上映会実行委員長/時枝紀子)

東京育成園の子供たちと、被災地植樹

 15周年の周年記念行事の一環として、2015年(平成27年)9月26日〜27日に、東京育成園の高校生5人と職員の先生、東京中央新ロータリアン計7人で、東日本大震災の被災地に「400本の松の植樹」をしてきました。本企画は、経年支援している東京育成園の園児たちから、「自分たちが何か、被災地のみなさんのためにできることはないか」という気持ちから生まれました。
仙台青葉ロータリークラブ会員、田中秀穂氏にご指導いただき、園児も東京中央新ロータリーのクラブメンバーも手際よく、小さな松を大切に「元気に、大きくなぁーれ」と念じながら、植えていきました。東京育成園の高校生たちは、この松たちがすくすくと育った姿を「必ず見にくる!」といっています。これから、雨の日も、風の日もあるかもしれませんが、あなたたちもスクスクと育って、松を見にきてくださいね。そして、最後にみなさんで、現地名物 はらこ飯(鮭といくらの親子丼)を、美味しくいただきました。
東日本大震災での津波により、海岸林が大きな被害をうけました。今回植えた小さな松たちは、何十年後いずれは、海岸線をまもる里林になっていくことでしょう。被災後4 年たったいまだからこそ、風化することのない意識がとても大切なことを今回のボランティアで、深く思いました。子供たちの成長と、現地の復興のほんの一端ですが、貢献した活動でした。

(奉仕プロジェクト委員長/清宮普美代)